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ジュリア・ロバーツin大阪
名古屋から大阪へやってきた2匹の猫、日々の覚え書き。
発散の仕方
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1階でケージ暮らしのころのロバ
この時の方が、飄々とマイペースで過ごして居たような



このところのロバ、甘えたアピールが激しくなって
部屋に入るとスリスリ・ゴロゴロ
でも可愛くアピールすると言うよりは
「アェーーン!!、エェーーン!!」と
ちょっと偉そう

撫でてぇぇ!!、構ってぇぇ!!って感じ

まあまあ、偉そうであろうと
ぎこちないアピールであろうと
アクションを起こせるのは良い傾向
で、まあ、そのヘタクソなとこが可愛くもあるし

かといって、すぐにロバをヨシヨシするのは禁物
ワガママ大王で、オレ様で、甘ったれで、ヤキモチ焼きの
ぞりおが黙ってるはずがないから

そして、ロバもスリスリ・ゴロゴロしながらも
ぞりおをチラチラ気にしている


まずは先住からと、新入りを迎える時の心得のようなもので
ぞりおを優先に
ヤツはブラシが大好きなので
せっせとブラッシングを

ぞりおのヤツ、気持ちよさそうに目を細めて
デレデレ・デロデロで
時々チュー
あー、何て可愛い~

ブラシをザッザッ
合間にチュー
そして、さらにその合間に開いた手で
こっそりロバを撫で撫で

ところでロバのハゲの状態はというと
ハイポ効果か少しずつは良くなってる様子
皮膚に留まりやすいからと、シルバー&アロエ・ジェルを
塗っていたのだけど
皮膚に留まりやすい分、塗った部分をよけいにペロペロ
匂いにつられてか、ぞりおまでペロペロ

これでは逆効果かと、ハイポに変えた
カサブタ部分にハイポを垂らして
流れ落ちないように直ちにマッサージ
これが気に入ったようで
ロバはスリスリ・クネクネと大喜び

こっちも調子に乗って、ロバを持ち上げて
お腹にもハイポマッサージ

そしたら、ぞりおがぶら下げたロバに
タックルしてガブリ!
うーん、恐るべしぞりお…
何というヤキモチ焼き…

カサブタが治ったと思えば
またカサブタが出来ていたりする
今でもロバを噛んでいるのか
(注:噛むと行っても本気で強く噛むわけではない)

ずっと観察しているけど
けして仲の悪い兄弟ではない
(仲が良いわけでもないが)
部屋に入ったら、並んで寝てることも多いし
何よりも、忘れられないのが
ウチへ来たあの日のこと

彼らが入れられてたケージの中で
ロバはぞりおの背中におんぶされたような格好で
ピッタリとしがみついていた
ウチで用意していたケージに移動させる時に
ロバを剥がすのにエライ苦労したのだ

イライラしたり、恐かったり、退屈だったり
寂しかったり…
そんな時に、ロバは自分の身体を舐めることで
発散している

ぞりおはロバにぶつけて発散してる

性格の違いと言ってしまえばそれまでだけど
なかなか上手く行かないものである
いや、お陰で争うこともなく
上手く行ってるとも言えるのか…

ともかく、鍵はぞりおにあり


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キーマン・ぞりお
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この愛しきモノ共よ
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2階の大御所ハナゲ


ぞりおとロバが獣1号部屋に引っ越してからは、
出入り禁止にされてしまったハナゲ。
最初の頃は扉をガリガリと開けようと頑張ったり、
フンフンフンフンと扉越しに匂いを嗅いでみたり、
ハナゲとしては、山のように不満もあっただろうけど。

最近では、すっかりと落ちついて、
私が獣1号部屋に籠もって、ぞりお&ロバと遊んだり、
掃除をしたりしてても、文句を言わなくなった。
部屋でゴローっと寝てたりしている。
それでもまあ、何となく恨めしそうな顔で、
ふて寝っぽく寝てるので、不満が無くもないのだろうけど。

ハナゲがゴローンとお腹を見せて、
「遊ぼー、撫でてー」と誘ってくる。
「もー、しゃーないねー」とお腹を撫でて、
「ハナゲは可愛いねー」と囁けば、
「手ぇ、つないで~」とゴツイ手でチョイチョイ。

「あー、何で、ハナゲはこんなに可愛いのかなー」と、
ハナゲと愛を語り合う。

そして隣室から聞こえてくる「開けて~」
「おばちゃーん、ぞり寂しくて死にそ~」
「ちょっとで良いから、こっちに来て~」

あー、ぞりおよ。
何で、そんなに可愛いのや~。

それでもまあ、すぐに行ってもクセになるし、
第一ハナゲにも申し訳ないし。
それでも、切なそうに、可愛く呼ばれると辛いものもあり…。

そう、ぞりおが上手に可愛く呼ぶのだ。
以前のように、「ギャォース!」
「こっち来ーいーー!!」な呼び方だったら、
こんなに辛くはないのに。
「フェェーーン」と、ちょっと嗄れ声で、
甘く可愛く呼ばれた日には、
聞こえぬふりをするのも骨が折れる。

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ぞりお、意外に甘え上手


「来てー、来てーー!!」と新たな声。
ぞりおとは違う別の声。
ロバか?
ロバが叫んでいる。
ロバが呼んでいるのだ。

ロバは部屋に入ってこそ、うるさく鳴くけど、
ぞりおのように呼びつけることはしなかった。
そのロバが明らかに呼んでいる。
ぞりおに負けじと叫んでいるのだ。


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ロバ、甘えるのって難しい?


「もっとー、撫でて~」
「手ぇ、つなごー」とハナゲに攻められ、
「お願ーいー、こっち来て~」と
ぞりおに攻められ。
「来て~~!!」と
ロバに叫ばれ。

ああ、我が人生、これほどまでにモテた事が
あっただろうか…。

いや、喜んでる場合でもないのだけれど。
ロバのアクションは嬉しいことである。
そして可愛いこと、可愛いこと。←親バカ






ロバの憂鬱
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ロバ君、ハゲ出来てしまいました…


ワガママ大王のぞりおに比べて、ロバは問題を起こすこともなく、扱いやすい子だ。

そのロバにハゲが出来た。
執拗にグルーミングを繰り返した結果である。
つまり過剰グルーミング?

獣1号の話しによると、ぞりおとロバが2階に引っ越して、ずいぶん落ちついたかなと思う頃に始まったという。
過剰グルーミングと言えば、原因はストレス?
何がストレスになっているのだろう?
家の中のこととはいえ、引っ越しによる環境の変化がストレスになったのかとも思うけど。
いや、1階のギャング部屋に居る頃は、大勢の猫に囲まれて、しかもぞりおと共にケージ暮らし。
狭い部屋とはいえ、ケージから解放されて自由に出来る今の方が、うんと快適だと思うのだけど…。

ロバは甘えるのが余り上手ではない。
ぞりおの方は、猫との付き合いこそヘタクソだったけど、人に甘えるのはものすごく上手い。
あのデカイ顔と身体で、ゴロゴロ・スリスリ甘えてくる。
引っ越し後もあっと言う間に獣1号の懐に飛び込んできて、しっかりとハートを射止めたのだ。
それに比べるとロバの方は、甘えたいような素振りは見せるものの、割とクールに振る舞って、手放しで飛び込んで来ることはない。
頭を撫でてもらいたいのだけど、手が頭に近づくと恐いという感じ。
それでも夜、獣1号がベッドに入ると、控えめながら脇に入ってくる。
あー、ロバも可愛いとこあるよねーと、獣1号と喜んでいたのだけど。

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やっぱりロバも甘えたい?


それを邪魔しにくるヤツが居た。

ぞりおである。
ワガママ大王でオレ様度の高いぞりおは、かなりのヤキモチ焼きらしい。
ロバが機嫌よく獣1号の脇で寝ているのを、強引に引きずり出して自分がその後に収まる。
そこでケンカが始まっても不思議はないと思うのだが、ロバはぞりおに逆らうことなく自分で退いてしまう。

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オレ様


この兄弟も不思議な兄弟で、どうみても仲の良い兄弟とは思えない。
ウチに来た当時も、ぞりおが頻繁にロバにマウントしていた。
未去勢だったので、特に不思議なことでもないし、どちらか一方のみがマウントするのも珍しいことでも無いらしい。
それでもロバが絶対に逆らうことなく、じっと堪えていたのが不憫だった。
おそらく彼らは、ずっとそういう力関係で来たのだろう。

それが未だに続いているのか…。

ロバのハゲた部分にシルバー&アロエジェルを塗っていた時。
ぞりおがロバを抱え込んで、背中をザリザリとグルーミングし出した。
ロバはさっと身をかわして逃げたが、その後を追い掛けて押さえ込もうとするぞりお。

こら!過剰グルーミングを手伝ってどうする!

普通、過剰グルーミングによるハゲが出来るのは、お腹とか、足とか、自分で舐めやすい所らしい。
それがロバの場合は、首筋の下あたりの背中もハゲてカサブタが出来ている。
これがどうにも妙だと思っていたのだ。

気を落ち着けるためにグルーミングしているのが、無理やりグルーミングされて(時々囓られてるとも思う)は、落ちつくはずもないだろうねぇ…。
困ったもんである。

当のぞりおはと言えば、すこぶるご機嫌に暮らしているように見える。
ぞりおが悪いわけではない。(いや、ちょっと悪いけど)
ぞりおにしたら、無邪気に遊びに誘ってる時も多いのだと思う。
それをロバが乗らずに、さっと逃げてしまうから、ぞりおにすればムキになってしまうのだろう。

始終ぞりおの動向を気にしているようなロバ。
もしかしたら2階に引っ越して、ぞりおと1隊1で向き合うのが辛いのだろうか。
1階の頃は、他に大勢いたし、ぞりおの意識も他に向かうことの方が多かった。
その分、ロバ的にはノビノビ出来ていたのかな?

仲が悪いという訳でもないのだけど…。
時々、一緒に並んで寝てる時もあるし。

「男のくせにイジイジするなっ!」と、オドオドとぞりおに接しているロバに、思わず活を入れてしまったが…。
心が弱ってる時に、そんなこと言っても逆効果やねぇ。
ため込んだストレスを、マーキングとか攻撃とかでなく、自分に向けてしまうとは不憫である。
下のギャング共とのトラブルの時も、ロバはノーマークだった。
それでなくとも、ぞりおは血尿を出したり、何かとハデな話題も多い。
我々もついついぞりおに注目してしまうし、その分気をかけることが多かったのかも知れない。

ロバも無意識のうちに、必死で信号を送ってるのかも知れないね。
ゴメンよ。手の掛からない子には、こっちの方が甘えてしまうもんねぇ。
とりあえずは、余分にロバを甘やかす方向で。
もちろん、ぞりおを拗ねさせないように気を付けながら。

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少しずつで良いから、自分らしくノビノビと暮らせるようにならないとね。ロバ。






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