ジュリア・ロバーツin大阪
名古屋から大阪へやってきた2匹の猫、日々の覚え書き。
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ジュリア・ロバーツ、お引っ越し―3
ウメッチが頻繁にパニックを起こすようになった。

きっかけは誰かが悲鳴を上げた時や、大きな物音がした時などだが、その悲鳴や物音の原因を確認する前に殺気立ってしまうのである。
狂ったように走り回り、その様子が他のギャングにも飛び火して、騒ぎは益々大きくなり、挙げ句の果てにはノンスケに向かって攻撃する。

ウメッチは極端に臆病なのか、以前からちょっとした事でパニックを起こすことはあった。
例えばスーパーの袋などに潜り込んで遊んでいるうちに、前足などに持ち手が引っかかって取れなくなった時には悲壮な顔で走り回る。
当然、袋はバサバサと音を立てながら、ウメッチと共に動き回るものだから余計に大変な事になるのである。
その頃は、アホやなぁと笑いながら捕まえて袋を外してやったものだが、ここに来て笑ってはいられない事態になっている。

何故パニックを起こす度にノンスケに攻撃をしかけるのか。

ノンスケも最初の頃は、高いところへ退避したりと、適当に逃げてかわしていたのだが、頻度が増すに連れて威嚇を返すようになってきた。
ウメッチのただ事でない「気」を感じたのだろうと思う。

幸いにして、いずれの時も我々が居るときだったので、すぐに引き離して互いにキャリーと小型のケージに入れて落ちつかせる事が出来たので、大事には至らずに済んで来た。
ウメッチがパニックを起こすきっかけとして、最も目立ったのがGの悲鳴だった。
ジュリア・ロバーツのケージの上に居たGが、ジュリアが中から手を伸ばしただけで威嚇したり、悲鳴を上げたりする。
その声にウメッチが即座に、しかも過剰に反応してしまうのだ。

Gのジュリア・ロバーツに対する反応もかなり過剰であると思う。そして、この頃はジュリアも頻繁に喚くようになって来ていた。
ジュリアとしても、いよいよケージ暮らしに対する不満が高まって来たのだろう。これも当然の事で、ギャング共が自由に走り回るのをケージ越しに見るのは辛いことだったと思う。

みんながピリピリして来ている。

デヴィ子との一件で中断せざるを得なかった「おならし保育」。
ジュリアとロバのせめてもの運動不足解消にと、一時はギャング共を洗面所に誘導して閉じこめた状態で、ジュリアとロバを解放していた事もあった。しかし、これは逆にギャング共のストレスにもなりかねないし、長く続けるには現実的な方策でもない。
やはりジュリアとロバを、ギャング共と合流させるのは不可能かも知れないとの思いを強くした時期でもある。

では、ジュリア・ロバーツとギャング共をどのように部屋分けするのか。
これが最も頭を悩ませたところだ。
獣1号の部屋にはロフトが付いており、ここは物置として使っている。一時はここへジュリア・ロバーツを入れようかとも考えたのだが、そうなると事実上の軟禁状態になってしまう。
獣との暮らし方に、いろいろな考え方やスタイルがあるかと思うが、私は生活を共有してこそ意味があると考えている。それこそ寝食を共にしてこそ、築ける関係があるように思うのである。

ジュリア・ロバーツをロフトで「飼う」わけにはいかないのだ。
そして、同じ理由でハナゲを外で「飼う」わけにもいかない。

考える度に同じ所に行き着く堂々巡りだ。こうなるとジュリア・ロバーツをウチに置いておくこと自体が無理なのかとの思いにも捕らわれてくる。
ジュリア・ロバーツを幸せにしてやるつもりが、彼らを苦しめているのは私なのではないかと。

ウメッチが日に4度パニックを起こした。
ノンスケもかなり参っているようで、ウメッチが側に来ただけで自分から威嚇するようになった。
何よりも怖れていたことである。
ギャング共の関係が崩れてしまうこと。もう逡巡している場合ではない。とにかくジュリア・ロバーツを別の場所に移動しよう。最悪の事態に陥る前に。

ハナゲを獣1号の部屋に移して、私の仕事部屋にジュリア・ロバーツを入れるか。
あるいは、獣1号の部屋にジュリア・ロバーツを入れるか。
選択肢は2つ。獣1号に相談を持ちかけてみた。
そして、彼女の返事はジュリア・ロバーツを部屋に住まわせる事だった。
部屋の安全対策とハナゲ対策もあるので、いきなり解放は無理ではあるが、ケージ付きの暮らしなら何とかなるだろうと踏み切ることになった。

そして、翌日ジュリアとロバは獣1号の部屋に引っ越したのである。

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ジュリア・ロバーツ、お引っ越し―2
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新しい部屋でくつろぐジュリア


ジュリアとロバはケージごと、2階の獣1号の部屋に移動させた。
狭い廊下を挟んで私の仕事部屋がある。そして、そこにはハナゲが暮らしている。
当面はジュリアとロバは基本的にはケージ暮らし。獣1号の在宅時か私が側に付いていられる時だけ解放する方針である。

引っ越し直後の彼らは、当然ながら不安げな様子を見せた。
それでもケージから出してやると、好奇心一杯に新しい部屋を探検する。ひどく嬉しそうだ。
先住ギャングに気兼ねする事無く、自由に動き回れる事が分かったのかジュリアもロバも、その表情は柔らかい。

これで何もかもが善しとは思わないが、とりあえずのところは良かったのだろうと思う。


ジュリアとロバのおならし保育時に、ジュリアとデヴィ子がやり合って以来、ケージから解放する事が難しくなった。
あの時は単にジュリアとデヴィこの不仲というよりは、他のギャング共もパニックを起こす寸前の大騒動になってしまった。そうでなくともGやデブの女の子組にしてみれば、身体の大きなジュリアは恐かっただろう。
あの一件以来、ジュリアは乱暴者で恐ろしいという意識が植え付けられたようである。

けしてジュリアが悪い訳ではない。
ジュリアは獰猛でも何でもなく、その実体は甘えん坊の弱虫だ。そして悪ガキ軍団ラス・ベガ・スへの接し方を見ても、自分より小さい弱い物を慈しむ優しさも充分に持ち合わせている。
それでも、相手が自分と同等に近い大人猫となると、その優しさや弱さは見せられなくなるようだ。これはギャング共にも全く同じ事が言える。

先住達も猫なりのプライドがあるだろう。
後から来た者が退くことを知って始めて、その中にとけ込むことが出来るのだと思う。
そういう意味でも、ジュリアは充分に頑張ってくれたと思っている。
ウメッチに威嚇されても、お腹を見せることでやり過ごせるようになったし、割と控えめな態度をとってきたのだ。

ただし、それは短時間での事。
あまり長時間は自分を押さえることは出来ず、ふとした拍子に怒り出すことがある。そういう部分がギャング共には、「今ひとつ信用できない恐い相手」とインプットされて行ったような気もする。

ジュリア・ロバーツをケージから出すに出せない状況が続く中、ギャング共のジュリアとロバに対する警戒心は強まって行ったのである。

ジュリア・ロバーツ、お引っ越し―1
5月に迎えて以来、ギャング部屋の隅でケージ暮らしを余儀なくされていたジュリア・ロバーツ。

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ロバ:ケージ暮らしも飽きたなぁ…


未去勢の彼らだったので、手術を済ませてケージ越しに少しずつ先住ギャング達と馴染ませていこうと考えていた。
手術後に一時期解放してみたものの、ジュリアがウメッチと乱闘騒ぎを起こしてケージ暮らしに逆戻り。当時未去勢であったウメッチの手術を済ませて少し経った頃に、「おならしタイム」として短時間ずつの解放。
それなりに良い感触はあったものの、今度はジュリアとデヴィ子がもめ、他のギャングも含めた大騒ぎとなり「おならしタイム」も中断せざるを得ない状況となる。

これまでジュリア・ロバーツをギャング共と合流させるのを目標にしてきたが、ここに来て方向性を大きく変更することにした。ジュリア・ロバーツを別の部屋に引っ越させたのである。
先住ギャング、ジュリア・ロバーツ、今後は別々に暮らすことになる。


ジュリアとロバーツ、共に推定3歳。
先住ギャング共はそれぞれ2歳と1歳。大人同士の事なので、すぐには上手く馴染めないことは充分に予想していた。
それでもケージ越しに互いの存在に慣れ、少しずつ折り合いを付けてくれればと願ってきた。それこそジュリアとロバがギャング共に混じって、ギャングの一員として一緒に走り回れる日を夢見て来たのである。

ギャング共との合流に拘って来たのには、いくつか理由がある。
ひとつにはウチが抱える住宅事情。
1階はダイニングキッチンとリビングのワンルーム。ここがすなわちギャング部屋である。
2階には中型犬のハナゲが暮らしているので、ギャング共が2階に上がることはない。
2年半前に迎えたハナゲは、犬とも猫とも上手く馴染めない。
体格の違いも大きすぎるので、ギャング共とは完全に棲み分けをさせている。
つまりジュリアとロバをギャング部屋以外に解放できる場所は無かったのである。

もうひとつの理由は、先住ギャング共の暮らしぶりが非常に楽しげであったからだ。
ノンスケとデヴィ子の兄弟から始まって、ウメッチとG、そしてデブと次々に増えたメンバー。
ちょこっとした小競り合いは無くもないし、競争相手が多い分、存分に甘える時間が短いとか、それぞれ抱える不満は皆無では無いだろうが。
それでも、みんなで大暴れしたり、グルーミングしあったり、寒い季節にはくっつき会って眠ったり。仲間との暮らしは、それはそれは楽しそうである。


出来ることなら、そのヤンチャで脳天気でだらーっと楽しげな生活を、ジュリアとロバにも分けてやりたかったのだ。
しかし、ギャング共、ジュリア、ロバの様子を観察して行くうちに、その願いは断念することにした。

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ジュリアとロバ、この中に入るのは難しすぎたなぁ


そしてジュリアとロバは、ケージと共に獣1号の部屋に引っ越したのである。

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ジュリア:新しい部屋もなかなか良いよ

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