ジュリア・ロバーツin大阪
名古屋から大阪へやってきた2匹の猫、日々の覚え書き。
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共同生活のルール
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ロバくん、デブりました…

少しずつではあるが、ウメッチのジュリアに対する態度が落ちついて来たように感じられる。
唸りに行く回数は圧倒的に少なくなったし、ケージの側には行くもののパンチを出すことも減った。ノンスケも最近はウメッチがケージに近づいても、あまり気にしていない様子である。
ノンスケがどこまで自覚して行動しているのかは分からないが、少なくとももめ事が起こりそうな時には決まって動き出すのだ。昨年のデブとウメッチの一件も、この間のウメッチとジュリアの一件もノンスケが間に入ったのは確かである。

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デヴィ子、程々にしとけよ、もめる元やねんからな。

ノンスケは争い事を好まない。自分の目の前で、遊びの域を越えたバトルをするのを嫌がっているようである。
以来、ノンスケの動きを見て、事の大きさを測る指標としている。

その平和主義者がジュリアに怒った。
いつものようにケージの上でくつろいでいたノンスケに、中からジュリアがジャンプして飛びかかった時のことである。

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ジュリア、怒られた…

見ていたところ、ジュリアとしてはノンスケを襲うつもりでもなく、単にちょっかいをかけた程度の事に思えたのだが、ノンスケにしては本当に珍しく、唸り声をあげたのだ。
(しかし、声が可愛いので迫力は全くなし)

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ノンちゃんだって、怒るときは怒るんじゃっ


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ここ一番という時には、ガツンと咬ましとくのが男っちゅうもんじゃっ

ギャング共にはそれなりのルールやマナーがあるようだ。
始めての新入りであるウメ・Gが来た当初、離乳間もない仔猫だった彼らはまさに傍若無人の振る舞いが目立ったものだ。例えば、ノンスケ、デヴィ子のご飯を、横から押しのけて食べようとしたり。
みんなで遊ぶオモチャも独り占めしようとしたり。
それでも成長と共に、退くことも譲ることも覚えていったようで、今では大きな問題もなく、それなりの秩序が出来上がっている。

ジュリアとロバーツはどうか。
今まで彼らの様子を見てきて感じるのが、人との接し方は心得ているものの猫とのつき合い方は良く知らないのではないかという事。
特にジュリアだ。

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みんなで遊ぶのは楽しそうやなぁ…


ロバーツは威嚇されればすぐに退く。ケージから出していた時もそうだった。唸られても歯向かうことなく、姿を隠してしまう。その為か、ギャング共からも殆どノーマークである。
それに比べるとジュリアは、真っ正面から向き合ってしまう。そして終いには反撃体勢に入ってしまうのだ。

彼らがウチに来た当初の、ジュリアのロバーツに対する一方的なマウントを考えても、これまでの彼らの関係が想像できる。ジュリアは常に力を持って、ロバーツを押さえつけて来たのだろう。そしてロバーツもそれに逆らうことも無かった。あるいは出来なかった。
つまりは、彼らにとってのルールはジュリアであったと言えるかも知れない。
ジュリアのそういう面が、ウメッチの敵愾心をさらに煽る結果になっているのではないか。

ジュリア・ロバーツとギャング共の友好関係を築く鍵は、ウメッチが彼らの存在に馴れ、認める事が出来るようになるだけでなく、ジュリアが他の猫とのつき合い方を学ぶ事にあるのだろう。

ジュリアとロバーツの関係も、少しずつ変化して来ている。去勢後、マウントは一切無くなった。代わりにジャレ合いレベルの取っ組み合いを、日に何度と無く繰り返している。
仕掛けるのは大抵ジュリア。それでも、ロバーツが拒否する事もある。というよりは、拒否できるようになったと言うべきか。

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ジュリアとロバーツ、兄弟バトルでお疲れさん


加えて、ジュリアがロバーツを舐めてやっている事もある。その逆もあり、互いにグルーミングしあう事もある。その光景を見たときは、初めて兄弟猫らしい姿を見たようで、たいそう嬉しかった。

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ジュリア、頑張ってつき合い方覚えるよ


チビッコ達には優しく出来るジュリアである。こちらに甘えてくる姿を見ても、本質は穏やかな甘ったれなのだと思う。
時には退いてみたり、譲ってみたりと、他の猫とのつき合い方もいずれは覚えてくれるに違いない。こればかりは手出しのしようがないが、少しでも上手く誘導してやれないものか。

試行錯誤は当分続きそうである。
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それぞれに
ウメッチ、回数は減ったものの思い出したようにジュリアに唸りに行く。

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ウメッチ:止めとこうと思うけど

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ウメッチ:つい、パンチ出してしまうねん…

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ジュリア:やめろやー

ウメッチのパンチをジュリアがかわして。
そして、両者にらみ合い

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ウメッチ、目をそらす

今度は

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ジュリア、目をそらす

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ウメッチ:知らん顔しとこと思うんやけどな

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ウメッチ:気になって、しょーがないねんなぁ…

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気になるねんなぁ…
小ギャング御一行さま

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ラスちん追加。
 ↑
単なる野次馬

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ウメッチ:たいがい疲れるわ…

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ウメッチ:どうしたらエエんやろ…


デヴィ子は頻繁にケージの側に行く。
ごく偶に、ジュリアに対して無言のパンチ。

それに対してジュリアは怒る。
ウメッチに向かう時よりも、怒り方は激しい。
それを感じるのか、ウメッチの時は放置しているノンスケが様子を見に行く。

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両者クールダウン

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様子を見守るノンスケ

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おいっ、寝てる場合か!
      ↑
    さすが変猫

デヴィ子はジュリアの反応にも無表情。
さっさとケージを後にする。全く人騒がせなマイペースぶりである。

そして、ここにもマイペースなヤツが。

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ロバーツ、我関せず

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こういう態度はデヴィ子っぽい?

ウメッチやデヴィ子のちょっかいに、ジュリアはある程度は絶えているように思える。
しかし、すぐに絶えきれずに反撃しようとする。
ケージ越しだからこそ、まったく問題にはならないが。

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ジュリア:みんなと遊びたい気はあるんやけど


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ジュリア:仲良くしたい気はあるんやけどな

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ジュリア:どうしたらエエんやろ…


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ノンスケ:どうしたもんやろなぁ…

ジュリア・ロバーツ&ギャング共の合流へは、まだまだ時間がかかりそうである。
平和主義者の嘆き
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ノンちゃんです。
ワイルドにハードボイルドに生きてます。

いやぁ、ホンマ参るわー。
ウメッチがな、未だにジュリアにケンカ売りに行きよるねんやんかぁ。
ケージの中に手ぇ突っ込んで、ジュリアにパンチしとんねん。
ジュリアはちょっとビビってるみたいでな、「止めろやー」って言いながら避けてるねんけどな。
もしも、ジュリアが怒って本気出して来よったら、ウメッチどうするねん!
ホンマ、ノンちゃんハラハラするわ…。

まあ、ケージに居るから、怒っても出て来られへんねんけどな。
それが分かってるから、ウメッチも安心してパンチしとおるねんで。
ちょっと卑怯やろ?
そんなんやから、ハードボイルドな男にはなられへんのんやわ、ウメッチ。

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それでも、ウメッチもちょっと学習したのか、昨日からケンカ売りに行くの止めとおるねん。
ケージの側には行くねんけどな。
中を覗いて、何か悩んどおるねん。
ほんで、そのままケージの側で寝よるねん。


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何回見ても、ジュリアとロバ君が居るに決まってるっちゅうねん。
悩む必要なし!やで。ホンマ、諦めの悪いヤツやわぁ。


えっとな、ウメッチがちょっと大人しくしてるなと思ったら、今度はデヴィ子やねん。
デヴィ子がジュリアの事を殴りに行きよってんわ、今日。
デヴィ子はな、アイツ退屈したらジュリアの事をからかうのが最近の趣味やねん。

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ここだけの話、デヴィ子ちょっとワルやねんで。
普段は可愛いフリしとるねんけどな、結構ケンカも強いねんど。


今日はジュリアがな、デヴィ子に怒ってなぁ。
ウメッチの時みたいに、「止めろ~」やなくて、「何するんじゃ、ゴラーー」ってな。
ちょっとマジ怒りかな?やってん。

デヴィ子は「ふーーん」って感じで、しばらくジュリアにパンチして、気がすんだら離れて行きおってんけどな。
ジュリア、絶対に怒ってたで、あれ。

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ホーンマ、止めてくれよ~、デヴィ子。
ウメッチだけでも大変やのにぃ…。
ノンちゃん、よー助けんでぇ。



ジュリア、治った!
尿路結石を煩っていたジュリア、膀胱洗浄、食事療法と順調に進み、維持食を食べ始めて2週間。
結石の状況チェックの検査結果はOKと出た。

エコーでは結石は発見されず、尿のphも正常値、蛋白、白血球等その他の検査結果も良好。
このまま維持食を続け、次回は1カ月後に検査であるが、まずは今回の結石治療は終了という事になるそうだ。

いや、いや、迎えて1月半を過ぎた頃、いきなりの血尿で一時は本当に慌てた。
長距離の移動から馴れない家でのケージ暮らし、去勢手術だの先住とのトラブルだの、かかるストレスは相当なものであっただろうが、それが原因での血尿かと。
ジュリアに何と詫びようかと、自分の至らなさを呪いたい気分でもあった。
検査の結果たんまりと結石が見つかり、膀胱や尿道の状態から、これまでも再発を繰り返していたかも知れないと分かり、ほっとするやら不憫になるやら。

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ジュリア頑張って治したよー


ともかく、これで結石とはおさらば出来た。今からは再発しないように、日々の生活に気を配ってやることが課題である。
獣医師からは、今後の太りすぎに注意するように指示された。
維持食はカロリーが高い、ジュリアも5.5kgだった体重が現在6.6kgと順調に推移している。
骨格からして、来た当初の5.5kgはちょっと少な目と思っていたので、今の6.6kgは良しとして、さらにこの勢いで増え続けるのは阻止したい。

そうなると、いよいよ全面的ケージ開放の時期か。

ジュリア・ロバーツ、ギャング共合流に向けての懸案事項だった食餌と折り合いの問題。
食餌に関しては、維持食は他のギャングが食べることは問題なし、幼齢期のラス・ベガ・スが食べるのも、さほど問題はなしということは確認した。
ジュリアが維持食以外のフードを口にすることも、良くはないが少量を口にすることで大きな問題にはならない事も確認出来た。
基本的にジュリアの食餌はケージ内でさせることにして、主にチョボ喰いのノン・デヴィ対策としては維持食を置いておくことで何とかなりそうだ。

そして、最も頭の痛い折り合いについて。

ウメッチは相変わらず、ケージに近づいては唸っている(か細い声で)。
これが不思議で、ケージを覗きに行って納得したように側で昼寝しているかと思えば、やや本気っぽい唸り声で尻尾をバタバタさせている時もある。
また、ケージ越しにジュリアにパンチをお見舞いする時もある。
つい先ほどは、かなり激しく威嚇しつつ、側でちょっかい出したベガに向けても「シャーッ!」が出た。
これは恐らく、頭に血が上ったあげくベガとは意識せずの「シャーッ!」だったようだ。
ただし、ケージ越しだったからこその余裕もあるが、これが素での対決であれば矛先がベガに向かったかも知れないなとも思う。

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いじめっ子(?)ウメッチ


このところ、解決の糸口を求めては、あちらこちらのサイトを探索している。
多頭飼いで、先住と新入りの折り合いについてのケーススタディを探しているのである。
皆それぞれに苦労されているようで、読む度に共感したり、感心したりと忙しい。
それでも、それぞれの猫の気質や家庭環境で、事情は大きく変わってくる。当然ながらそっくり当てはまる事例は無いに等しい。

そして、分かったことが多頭飼いの場合、猫は1匹増えても、1匹減っても、その関係は変化するということ。

結局のところ、猫同士で納得の行く折り合いをつけてもらうしかなさそうである。
いっそのこと、思う存分とことんやれと、思ってしまう時もある。
幸いにして、病院は近い。
ああ、それでもやはり大事な子達、どの子が傷つくのも忍びない。←そう、一番ヘタレなのは私…。

ジュリア・ロバーツの運動不足も気になる所だ。このところは兄弟で遊ぶことが出来るようになったので、日に何度と無く取っ組み合いはしているのがせめてもの救いである。
また、共にケージ暮らしは嫌でも無いようで、激しく出たがる様子もない。
それでも、ギャング共が大騒ぎする度に、参加したそうに喚いている。
せめて、1日1回くらいは、思いきり走らせてやりたいものである。
いっそのこと、ウメッチをケージに閉じこめて、その間にジュリア・ロバーツの運動させてやろうかとも思うが、それも余計にウメッチを僻ませる結果になりそうだし…。

いやはや、今日も悶々とする保護者である。

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スも毎日もんもん~
不安の原因
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ジュリア:みんな遊んでくれへんけど、ベガは遊んでくれるよな



私自身が漠然と感じている不安。

ジュリアがウメッチの威嚇にどこまで耐えられるか。
前回もそうだったが、ジュリアはいじらしい程に堪えている。しかし限界はあるだろうし(ジュリアもけっこう我が儘)、堪えることがストレスになって頻尿・血尿に繋がるのも心配だ。

ウメッチも好きなだけ唸って、それで気が治まってくれれば良いのだが、逆に気持をエキサイトさせてしまうような気もしたりと。
前回と違って、今のウメッチは去勢手術済みの身なので、無意味に戦闘態勢には入らないとは思っているのだが、手術後の期間を考えると微妙なところだろうと思う。

さらに、ジュリアに威嚇し、ジュリアがケージに戻った後に始まるノンスケへの威嚇。威嚇対象が無くなって、まさしく挙げた拳の降ろしどころを失ったようなものか、ジュリアへの威嚇とセットのようになっているのか。
ノンスケにとっては良い迷惑だろう…。
しかし、繰り返すことによって、ノンスケとウメッチの関係にまでヒビが入る事になれば、これほど辛いこともない。

まったくウメッチにも困ったものであるが、ウメッチが必要以上にジュリアに威嚇、つまり畏れるのにも理由はあるのだろうし、そのひとつには私との関係もあるように思う。



ウメッチは甘えヘタの不器用者だ。
膝にじっと乗っていられない、抱っこもすぐにモジモジして逃げ出す。そのくせ誰よりも甘えたくて仕方がない。
他の誰かがすり寄るのを見て、慌てて走って来るウメッチ。そして頭突きで横入りして、自分を撫でろと要求する。小腹を空かせた誰かがカリカリをねだっているのを見ると、すっとんで来てこれまた横入りする。
ウチでは先住最優先と横入り禁止をルールにしているので、当然ながらウメッチは怒られる羽目になる。まさに悪循環である。

思えばウメッチも本来の不器用な性格もあるのだろうが、天才的甘え上手のデヴィ子と、天の邪鬼ぶりが逆に甘やかしたい気持ちをくすぐるノンスケに挟まれて、思うような自己主張が出来かねていたのかも知れない。
そこへ持ってきて、先住最優先の我が家のルール。
ウメッチにすれば常に不完全燃焼な部分があったのか…。
兄妹のG。
Gは未だにチュパチュパ癖がとれない。母猫と早くに離された仔猫が行うあれである。
このチュパチュパも困った癖ではあるのだが、Gの強引さと必死さに負けて1日1回は許している。Gにすれば、このチュパチュパで心の平衡を保っているのだろうと思う。

身体も大きく、健康で元気一杯に育ったウメッチ。
もしかするとウメッチに安心し過ぎていたのかも知れない。少々手荒に扱っても応えず、叱るときは誰よりもキツク叱っていたような気もする。
それもこれも、ウメッチがタフで打たれ強いと思い込んでいたからだ。

気が付けば、いつの間にか想像以上に逞しく成長していたノンスケ、予想通りにしたたかに育ったデヴィ子。
彼らは充分に愛情を感じ、目一杯に甘やかされたからこそ、雄々しく成長したのだと思う。

自分のポジションを確立しかねているウメッチ。ヤツは思いのほかデリケートで傷つきやすい心の持ち主であったようだ。(そして、ジュリアも見掛けに寄らずデリケート)


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心配するな、ウメッチよ。
おめーの事が可愛く思わなかった日は、一日としてなかったのだぞ。
慌てなくても良いからな、馴れるまで、安心できるまで、じっくり待ってやるから。
少しずつ、ジュリアとロバーツを認めてやろうな。いつか、おめーとGがノンスケとデヴィ子に受け入れてもらったように。

ウメッチの心の不安を取り除いてやること、これこそが私自身の不安を取り除く鍵のようである。

それぞれの葛藤
ジュリア・ロバーツに対する、ウメッチ以外のギャング共の反応。


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ノンスケは多少の緊張は感じられるが、ほぼ平常通りの様子。一定の距離を置いて相手の様子を観察している。これはチビッコ達の時も同様だった。
今のところは、自分対ジュリア・ロバーツというよりは、ウメッチとジュリアの動向を気にしているように見える。


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デヴィ子はノンスケ程に平和主義でもないので、いくぶん硬い表情で相手の動きを追っている。が、むしろチビッコの時よりは、平気そうに見える。


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Gは身じろぎもせずにジュリアの動きを凝視している。全身で緊張しているのが分かり、近づかれると「シャーッ」がでる。しかし、自分に向かってこない限りはOKで、その内に高いところに退避して緊張を緩めている。

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デブはGよりは攻撃的で、近づかれると「シャーッ」と共に手が出る時もある。特にロバーツに対しては、自分の方が優位と感じているのか側を通りがかっただけでもパンチを出している。(ただし、軽い牽制)

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ロバ:えっ、デブに嘗められてるの?

これらはまあ当然の反応だろうと思う。
気心の知れない相手には、警戒があって当たり前だろう。特に女の子達から見ると、身体の大きなジュリアはかなり恐いのだと思う。一般的に、男の子よりも女の子の方が、臆病で警戒心も強いと聞く。体格も力も勝る相手に対して、自衛本能が強いのは人間の場合にも当てはまる。

ノンスケとデヴィ子は、おそらくウメッチ程に臆病ではないのだろう。
相手が攻撃してこない限り、自分から手を出して行くことはなさそうだ。デヴィ子に関しては、時々ケージ越しにジュリアとロバーツの殴りに行っているのだが、単にからかいに行っているようにも見えるし、向こうが出てこないのを承知で虐めているという解釈も出来そうだ。

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ジュリア:けっこうスリルで楽しいけど


しかし、デヴィ子は相手が子供であろうと、自分が気に入らない間はポカポカ殴る。そして、その内に自分の気が済めば、鷹揚に受け入れ出すのが常なので、さほど心配はしていない。


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さて、ウメッチ。

ウメッチが執拗に、ジュリアに威嚇するのはどういう意味があるのだろうか。
前回は去勢前であり、未知の相手に対する畏れに加えて本能部分で拒否反応が強かったのだと思う。そうなる事を予想していながら、合流の時期を早まってしまったのは、全くこちらのミスである。

ウメッチの去勢手術から1カ月ちょっと、ジュリア・ロバーツの去勢手術からほぼ2カ月。
互いに落ちついてきたとは言え、まだホルモン臭が残っている事も考えられ、それに反応しているのではないかという見解を川口さんから頂いた。

一挙に平和が訪れることは期待していない。
それぞれが互いに心の整理をつけて、折り合えるまでには相応の時間は必要だと考えている。それまでには多少のいざこざも覚悟の上だ。
ただ、恐いのが雄の本能で本気の喧嘩に発展すること。家猫同士の小競り合いと、取り返しの付かないほどの争いと。
どこで見極めるのか、ラインを引くのは難しい。

まずはこちらが悠然と構えて、猫同士に任せることも必要なのだと思うが、何とも不安を拭うことが出来ずにいる。
これは理屈ではなく、ほとんど感なのだが、直感に従って正解だったことも多い。
とりあえずは、この不安の根拠を探ることにする。
約5分延長!
何事も慣れが肝心かと、たとえ少しの時間でもケージ開放を繰り返すことにした。
回数で勝負、根比べである。

夕方、空腹過ぎず満腹すぎず、そこそこに遊び疲れて皆まったりと過ごしている時間帯、ジュリア・ロバーツのケージの扉を開放した。
例によって、ジュリアは部屋の探検を始める。ロバーツは第一アジト(押入)へ直行。
ジュリアはやはり緊張の面もちで、用心深くあたりを見回しながら洗面所へ向かった。トイレの確認である。
最近、思うところがあり、一つのトイレをい草の砂に変えてみた。その砂に興味を持ったのか、ジュリアはしきりに臭いを嗅いでいる。こちらを気にしつつも砂を掻いて、しまいにはトイレでゴロゴロし出した。相変わらずとぼけたヤツである。

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ジュリア:あの砂、気になるわぁ

そして、ウメッチ。
洗面所の敷居のあたりに陣取って、ジュリアへの威嚇を始めた。
ジュリアはウメッチも気になるが、砂も気になるようで、しきりにゴロゴロしている。
ノンスケはテーブルの上から動向を窺っている。やや不安そうな表情でこちらを見たので、「ちょっと様子を見てみようか」とノンスケの頭を撫でた。

ウメッチがか細い声で唸りつつ、尻尾の先をパタパタさせる。どうしても気持ちを落ちつかせる事が出来ないようだ。
そこへデヴィ子がやって来た。悠々とウメッチとジュリアの間に入り、2匹の顔を見比べている。
方や6kg(少し太った)のジュリアと、方や5.5kgのウメッチに囲まれると、4kgちょっとのデヴィ子は如何にも小さい。小さいのだが、放つオーラは大したものである。ウメッチのような、ジュリアに対する畏怖心は無いのだろう。ウメッチが騒ぐのが不思議と言わんばかりに眺めている。

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デヴィ子:そんなもん、普通にしてたらええねん!普通にっ


しばらくして2匹の様子を眺めるのに飽きたのか、デヴィ子は再び悠々とこちらに戻ってくる。ジュリアもそろそろこちらに戻りたいようだが、ウメッチが洗面所との仕切りに陣取っているので動きがとれずに困っている。
ウメッチの気を逸らせようと何度か声を掛けてみるが、その度に降り向きはするものの頑としてその場を離れようとしないウメッチ。絶対にジュリアの好きにはさせるものかと言わんばかりである。

威嚇しながら(相変わらずか細い声)、ウメッチが少しずつジュリアに近づく。そしてついにパンチが出た。
ごく軽い牽制パンチのようだが、ジュリアは目を閉じて辛そうに身体を退いた。今回はこれが潮時かと、ジュリアとロバーツをケージに戻す。
ジュリアの顔を確認するが傷は見当たらない。とっさにパンチは上手くかわしたようである。



ウメッチがまたノンスケに威嚇した。
ジュリアがケージに戻った後に、洗面所へ向かったノンスケに対してウメッチが唸りだしたのだ。ジュリアの時ほどの厳しさは感じられないものの、いつものお遊びではない威嚇である。ノンスケもそれは充分に感じているようで、困ったようにその場で腰を下ろした。
前回とまったく同じ状態だ。

途中でデヴィ子が様子を見に来るが、デヴィ子に対して威嚇することは無い。照準はノンスケに絞られているようである。
事がややこしくなる前にと、ウメッチを宥めつつノンスケをその場から離した。
これも前回と同様に、少しの間をおくとウメッチも平静に戻り、ノンスケへの威嚇もなくなった。

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ノンスケ:もー、参るわ~、頼むわぁ、ウメッチぃ


ウメッチの心のバランス。
まずはこの問題を考えてやるのが第一か。

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男ウメッチよ、何を思う


さて、例によってちゃっかりロバーツ。
ジュリアが対ウメッチで神経をすり減らしている頃に、じっくりと第一アジト探索を満喫出来たようである。一度、こちらに来たようだが、イスの上で様子を眺めていたデブにちょっかいをかけて、怒られて逃げていった。

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ロバ:ジュリアもさぁ、目立つ事しないで、じっとしとけば良いのに

まったくお気楽なヤツである。





ジュリア・ロバーツ、道は険し
療法食を始めて、ほぼ1カ月。
ジュリアの尿検査を再度行った。

結果はPHの数値も正常、膀胱内の結石も発見されなかった。
再発防止の為に、今からは維持食を食べていくことになる。ジュリアの場合、尿道がひじょうに細いらしい。一番細いカテーテルがかろうじて通るくらい。
元々の体質なのか、あるいは結石を繰り返した結果、尿道壁が厚くなってしまったのか。いずれにしても、尿道が細いために結石が詰まりやすく、詰まると尿が出なくなるので危険な状態に陥りやすいということだ。

場合によっては、尿道の細い部分を切除する手術もあるそうだが、まずは結石が出来ないようにしていく事が大切なのだろう。

結石が出来ないようにするには、まずは食餌管理、維持食のみを徹底して食べさせて行くのが良いのだろうが、これもウチにとってはなかなか難しい事である。
現在のようにケージで生活している限りは、それも可能だろうが、ケージから開放してギャング共と合流した暁には、食餌を完全に分けることは不可能に近い。

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ジュリア、良かった!石が無くなった!


とは言え、運動量やかかるストレスを考えると、いつまでもケージ暮らしが良いはずもない。食餌については、当面は慎重に管理することとして、まずはケージ開放の準備を進めていくことにする。

前回の教訓を元に、慎重に少しずつ進めることにした。
折しもギャング共はお昼寝タイム。ハイテンションで暴れてる時間帯よりは、寝ぼけてる時の方がギャング共も騙されやすいかと、姑息な目論見でケージの扉を開けた。

ジュリア、久々の開放で少々戸惑い気味である。
心なしか緊張の面もちで、部屋の探検を始める。起きていたGの全身が硬くなるのが感じられる。
同じく、側で寝そべっていたデヴィ子、表情に多少の緊張は見受けられるものの、そのままジュリアの動向を眺めている。

そうしているうちに、問題のウメッチが目を覚ました。
ジュリアに気付いて慌てて起きあがる。
さすがに以前のような、本能むき出しの唸り声を上げる事はないが、それでも表情はかなり険しい。
よせば良いのにジュリアに近寄り、「あぁ~~~ん」と因縁をつけに行く。
その様子に、リーダーノンスケがやって来た。

少し様子を見ていたが、ウメッチがどうもジュリアに唸って行くので(とは言え、甲高く全く迫力のない唸り)、今回はここまでと、ジュリアをケージに戻す。
その時に、すれ違いざまにノンスケがジュリアの鼻先に自分の鼻を近づけた。まるで「気にするな」と宥めたように見える。
それが気に入らなかったのか、ウメッチがノンスケに向かって唸り出した。
これには、ちょっと驚いた。
ノンスケは適当にいなして離れた場所に寝に行ったので、ウメッチの1人相撲で終わってしまったのだが、これは何を意味しているのか。

ジュリアとそっくりな柄のノンスケを、ジュリアと間違って唸ったのか。
あるいはジュリアの肩を持つノンスケに抗議したのか。(前にジュリアとケンカになった際にもノンスケに叱られたウメッチであるし)

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ノンちゃんも、リーダーとして大変やわ~


さほど脳の作りが複雑でないウメッチの事なので、恐らくはジュリアに対する威嚇で頭の中は一杯になり、一時的に誰彼の区別が付かなくなったというところだろう。

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ウメちゃんも仲良くしようと思うんやけどな…


今回のジュリア・ロバーツのケージ開放は、時間にして約10分ほど。
なかなか合流への道は険しいようである。

それにしても、可笑しかったのがロバーツ。
ケージを開けた時には上段で寝ていたので、起こしてまで出すことも無いだろうと、そのままにしてあった。それが、いつの間にか外に出て、ジュリアがウメッチに威嚇されてる時には、悠々と離れたところでくつろいで居たのである。
まったく、誰よりもちゃっかり者はロバであった。

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へへ、もうちょっとウロウロしたかったなぁ
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